平素は日本炉工業株式会社に格別のご高配を賜り厚くお礼を申し上げます。
弊社は前代表取締役会長 梅木睦夫が多年にわたり、
あらゆる工業炉の技術を習得した経験を生かし、
昭和24年に梅木築炉を設立して築炉工事請負業の一歩を踏み出しました。
そして昭和35年4月に新しい法人組織として、日本炉工業株式会社と改めました。
この間、お取引先に恵まれ、業績は順調に発展し、お陰様で今日に至っております。
起業当時の日本は高度成長期にあたり、重厚長大型産業が華やかでした。
時代の移り変わりと共に産業の中心が鉄鋼業から自動車産業へと移り、
車も内燃機関から電気モーター、燃料電池へと技術の進展は
日進月歩の時代と変わってまいりました。
そのようなハイテクノロジーを下で支えているのは
昔からあるローテクノロジーであるのも事実です。
弊社は決してハイテクノロジーの会社ではありません。
IT産業の華やかさとは無関係であります。
ですが昔ながらの巧の技術を伝承し、今後一層社会の下に貢献できますよう、
社員一同、一層の努力をしていく所存であります。
今後とも、格別のご支援、御愛好を賜りますよう、お願い申し上げます。