築炉とは
普段の生活の中で、
「築炉」という言葉は中々聞かない言葉だと思います。
様々なものに熱を加えて焼却・溶解をする設備を「炉」と呼び、
その炉の耐火物施工を「築炉」と言います。
皆様の身近な炉で言いますと、
ゴミ焼却炉などが世間一般で耳にしたことがあると思います。
このように炉にも種類があり、
自社ではアルミをメインとした溶解炉を扱っております。

また炉内は1000℃以上にもなるため、
建築素材の耐熱温度と圧倒的に違い、種類も様々です。
耐火物には多種類の材料が使用されており、
材料の種類にも寄りますが、水の3倍重たい比重になるものも。
そのような特殊な材料を適材適所に施工いたしますので、
専門的な技術を要することから、築炉技能士の国家資格が必要です。

実際の作業の様子
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断熱ボードを罐体の鉄板面に
モルタルを使用して貼り付けています。 -
耐火煉瓦をレンガカッターという
機械を使い、加工していきます。 -
多種多様のレンガを組み合わせて、
モルタルを使用して、積んでいきます。 -
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キャスタブル耐火物をミキサーを使用して、
適正水量と混錬し、流し込みを行います。 -
キャスタブル耐火物の硬化確認後、脱枠します。
その後、仕上作業完了にて完成となります。